こんにちは、フェアコミフェス実行委員会のイマイナホコです。
静岡県内で医療・福祉事業を展開している社会福祉法人の天竜厚生会さん、その中に「みのり」さんと言う就労継続支援B型の事業所があります。障がい者が自立した日常生活又は社会生活が出来るよう就労の機会を提供し、生産活動を通じて知識能力の向上のために必要な訓練をしています。
みのりさんが、持ってきてくれる商品は、自家栽培のオリーブを使用した加工商品。
実は、このオリーブは耕作放棄地を使って栽培したものなんです。
国策放棄地とは、高齢化や過疎化による人手不足などで、過去1年間耕作されたことがなく、今後数年の間に再び耕作する意思のない農地の事を言います。
2014年に初めて植えたオリーブの苗木が、みのりさんの取り組みにより、2018年にこのオリーブを使用した商品を販売するまでに至ったそうです。
耕作放棄地を整備することから、商品化まで何年も経てできた想いがこもったオリーブ。
前回は、オリーブオイル、新漬け、パウダーを持ってきてくれました。
そして、今年からフェアコミフェスが5月開催となったため、オリーブオイルなどは間に合わないそうで、オリーブの葉のパウダーをブレンドしたコーヒーを持ってきてくださいます。
みのりさんからのメッセージです。
みのりは、障がいのある方が就労する福祉事業所です。2014年からは、耕作放棄地等を活用し、オリーブの栽培を開始しました。今回のおすすめは、オリーブ葉をパウダーにしてコーヒーとブレンドした「オリーブ葉っぱ珈琲」です。ぜひ、遠州地方で収穫したオリーブをご賞味ください。
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